
国内初の事例 - 携帯電話「Vodafone 702NK」にCabirウイルスが感染した事件は有名ですが、陸上世界選手権を開催中のフィンランド『ヘルシンキ五輪スタジアム』で、携帯電話ウイルス『Cabir』が猛威を振るっています。
ブルートゥース対応の媒体されあればネットワークを介して広がるこのウイルスは自動感染型です。
そのため、会場内でブルートゥース対応機種を持っている人が感染、自国に持ち帰ってさらに感染を拡大させることがフィンランドのF-Secureのウェブログ(日本語に翻訳)で懸念されていて、実際に感染報告もいくつか報告されています。
スタジアムでは現在、F-Secureのスタッフが感染した携帯電話のワーム駆除に当たっているとのこと。
▽ 以前のCabirウイルスの話題
■ドコモ、ウイルス感染を防ぐ「M1000」向け最新パターンデータを提供
■ウイルス対策専門家:「トヨタのプリウス、Cabirワームの攻撃にビクともせず」
■新種が一挙に52種、Symbian OS搭載機を狙った携帯電話ウイルス