
「デジタル放送が始まる」という概要は皆さんも耳にしたことがあると思いますが、「アナログ放送が終了する」についてはどのくらい具体的に知っていますか?
私も上辺を聞いただけで詳しくは知りません。
実際に「アナログ放送の終了時期」の認知度が1割未満であることを総務省が発表しています。
また、デジタル放送の認知度は約8割とこちらは予想通りです。
最近告知キャンペーンが行われているようなのでこの機会に、あまり知らない・知らせていないデジタル放送開始とアナログ放送終了について調べてみました。
アナログ放送の終了時期
2011年7月24日です。覚えておくと会話のタネになるかもしれません。
覚えきれない場合は「6年後」か「2011年」だけでも記憶の片隅に入れておきましょう。
全国民をアナログ放送からデジタル放送へ移行
普段私たちが見ているアナログのテレビ放送は、6年後(2011年7月24日)に強制終了、つまり、今のテレビでは放送が見られなくなります。
「別に今のアナログ放送の方も同時に続けてもいいのでは?」と真っ先に思い浮かびますがこれは家電業界の策略などではなく、国の方針により全国民をデジタル時代に移行させたいようです。
「テレビが一家に一台時代が来た時と同じように、時代の流れなんだ」と考えれば想像がつきやすいと思います。
対策方法:家にあるテレビを全部買い換えないといけないの?
今使っているテレビのほとんどが6年後には使えなくなるので、基本的にその流れです。
ただし、最近発売されている最新のテレビは地上デジタルチューナ搭載で現放送とデジタル放送に両対応しているものもあるので一足先にデジタル対応のものが欲しいならその手もありますが、そうでないものは地上デジタル放送対応テレビに買い替えの方向になるでしょう。
どうしても今使っているテレビで見たいならデジタルチューナを別途購入して取り付けたり、CATVなどに加入してケーブルテレビ経由で再送信すれば可能のようですが、デジタル放送はデジタル放送用の画面比率なのでアナログ用の画面で見ると画質や縦横比(アスペクト比)が異なるので差が生じます。
移行時期には液晶やプラズマテレビの価格競争が今より激しくなっているでしょうから「地上デジタル放送対応テレビ」に買い換えた方が気持ち的にもさっぱりする人が多いでしょう。
まんまと乗せられている感がしますが、先ほどの通り「時代の流れなんだ」と割り切りましょう。
動画:アナログ放送終了を告知するシールを貼ってテレビを販売
http://www2.knb.ne.jp/news/video/20051022_4936_h.asx(KNB)