■トレンドマイクロの執行役員 日本代表 大三川彰彦氏
トレンドマイクロ社「ウイルスバスター」の
4月23日のウイルスパターンファイルに不具合があり
・
ウイルスバスター インターネット セキュリティ
・
ウイルスバスター コーポレートエディション
・
Trend Micro Client及び、Server Security
・
ServerProtectが影響を受けました。
この定義ファイルを更新すると
CPU使用率が100%になりパソコンの動作が遅くなってしまい
これにより様々な業務システム(機関など)にもトラブルが発生。
家庭用などの個人パソコンならさほど危ないことはありませんが、
会社で使われている業務用システムなどとなると洒落で済まない事態です。
報道機関(新聞社)やJR東日本などに影響を及ぼし
特に
休日に滑り込みで起こったので大きな話題となりました。なお、この問題は
OSに
Windows XP SP2または
Windows Server 2003を使っている時のみ発生します。
トレンドマイクロ社は「必要なテストが一部抜けていた」と弁明している様子から、根本原因は
パターンファイルをプログラムしている人が
バグのチェックを行わずに
見切り発車してしまったことで、この事態が招かれたようです。
過去の記事にもあるように私はウイルスバスターを2002の時から愛用して
いましたが
今は年間契約更新が面倒になったので「動作が少し遅くなるし」ということで、
2005年から自PCにはウイルス対策ソフトを入れていません。
その代わり
Windows Updateやスパイウェア対策用のspybotを小まめにアップデートしたり
トレンドマイクロ・オンラインスキャンを利用したりしています。
なので実はこの件に関してはあまり実感が沸きません。
スペックの低いパソコンは再起動さえもできないほど動作が遅くなるそうで
トレンドマイクロ社ではこの問題に
24時間体制でサポート(電話など)しています。
・電話の場合:(03-5334-1441)
・インターネットの場合:
ウイルスバスター相談室へ
・FAXの場合:(03-5972-5746)
・関連:
トレンドマイクロ トラブルシューティング
トレンドマイクロ社の東京本社(渋谷区)では23日午後5時半に
執行役員の大三川彰彦日本代表が記者会見を開き
「わたしどもの製品でご迷惑をお掛けしました」と3度、4度と深々と頭を下げた。
■解決方法
1.セーフモードで起動(F8を押しっぱなしでパソコンの電源を入れる)。
マイコンピュータ→(たいていの人は)Cドライブ→
Program Files→ウイルスバスターの入っているフォルダを開きます。
インストール時に手動で指定していない場合は
[Program Files]→[Trend Micro]→[Virus Buster 2005]
開いたら中にある[lpt$vpn.594]を削除します。
2.通常通り起動し、手動アップデートを行います。
ウイルスバスターのアイコンを「アップデート」をクリック。
マシンがとてつもなく遅いでしょうが最新にすれば治ります。
3.トレンドマイクロ提供の「パターンファイル問題修復ツール(TMRMTool.exe)」を使う
こちらから該当ソフトごとの修復アプリケーションをダウンロード及び実行。
■原因となる「LPT$VPN.594」が存在する場所は、デフォルトでは以下のとおり。
・ウイルスバスター2005 インターネット セキュリティ
C:\Program Files\Trend Micro\Virus Buster 2005
・ウイルスバスター2004 インターネット セキュリティ
C:\Program Files\Trend Micro\Virus Buster 2004
・ウイルスバスター コーポレートエディション 6.5
C:\Program Files\Trend Micro\OfficeScan Client
・ウイルスバスター コーポレートエディション 5.58/5.5
C:\Program Files\TrendMicro\Officescan Client
・ウイルスバスター コーポレートエディション 5.06
C:\Program Files\\Officescan NT
・Trend Micro Client/Server Security
C:\Program Files\TrendMicro
トレンドマイクロ社のサイトでは今回の件に関する告知とお詫びが掲載されています。
※ 資料1

※ 資料2

※ 資料3
■ 関連リンク
Trend Micro Enterprise Homepage (Japan)
トレンドマイクロの株価情報
ウイルスバスター相談室
トレンドマイクロ サポートページ
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トレンドマイクロのウイルス情報に異常
問題ファイルを世界に同時配信 Tマイクロ社
3万5千件の問い合わせ殺到 トレンドマイクロ社に
■おまけ
CNETの記事ページには皮肉にも(?)トレンドマイクロ製品の広告が表示されている。
続報(27日加筆)
その後の続報。
トレンドマイクロ社は、大手顧客には早急な対応をしたようですが
個人ユーザへの謝罪は後回しになったようです。
(話によると月曜日にようやく個人ユーザに告知メールが来たようです。)
個人レベルへの早急な対処が遅れたことから
ネット上でトレンドマイクロ社を非難している人もいくつか見られるようになりました。
■原因は「プログラム開始位置の設定」
トレンドマイクロのウイルス検索処理説明図(下図)によると
プログラムのヘッダ部分に開始位置がないため、そのファイルを扱う
Windows XP SP2、Windows Sever 2003に(限り)引き起こされた現象のようです。
■社長の給料、最後の1台が修復されるまで「月額594円」
トレンドマイクロの
社長である
エバ・チェン代表取締役社長兼CEO(
この人の詳細)は、
パターンファイルの594ファイルに原因だったので自分の給料も
月額594円にする。
もう一度チャンスを下さいと謝罪しました。なお、パターンファイル責任者は給料50%減だそうです。
■問い合わせ32万件、被害652団体にまで膨れ上がる
休日があけてもまだ混乱は終わりません。
休みがあけた月曜日にPCを使わなかった場合、火曜日といった具合に
現在の状況が掴むことができない企業などもこれから続々と登場するのではないでしょうか。
27日時点では
問い合わせ32万件、被害652団体にまで発展しています。
■「多くの企業、個人ユーザーにご迷惑をお掛けしたことを申し訳なく思います」
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続報その2(28日加筆)
■今度はパターンファイルの配信を間違えて「フルサイズ版」を配信
障害が起きた後に二度と繰り返さないよう念を押して謝罪もしたばかりですが
今度は
27日夕方のパターンファイル配信に障害。
パソコンにインストールされているウイルスバスター等は
最後にアップデートした時のバージョンと一番最新版の
ウイルス定義ファイルを比較して足りない部分だけ配信される仕組みです。
ですが今回、ミスによりフルサイズ版を配信していまいました。
これによりトレンドマイクロのActiveUpdateは一時停止。
修正された後で再開し27日夜7時半からは正常に更新できるようになっています。
関連:
トレンドマイクロ、今度はパターンファイルの配布設定ミス
■お詫びとして契約期間1ヶ月延長、法人の場合は損害補償
詳細はこちらを参照下さい。
要は今回の一連のお詫びとして以下の対応をするそうです。
・ウイルスバスターを使っている人は契約期間を1ヶ月延長
・復旧方法がわからなくてプロバイダや業者などに依頼して
直してもらった人については、1台につき8,500円まで補償
・お金をかけて直したが領収書を失くした人の場合契約期間を+3ヶ月延長(計4ヶ月)
この件については
5月9日午前9時~午後8時に、復旧費用に関する窓口が設置されます。
該当者は忘れないように電話窓口(0120-182-911)をメモしておきましょう。
■ここまでのトレンドマイクロ-ニュースリリースとサポート情報
ウイルスパターンファイルの問題に関するお客様への対応について
ウイルスパターンファイルの問題に関する、現時点までの調査結果と...
トレンドマイクロ製品をご使用のお客様へウイルスパターンファイルに...
パターンファイル 2.600.00 から 2.602.00へのアップデート時における...
トレンドマイクロ緊急対応窓口設置のお知らせ
当社製品のウイルスパターンファイルに関する問題について(※
PDFファイルです。要
Adobe Reader)
■今回の件に対する緊急アンケートを実施
大手トレンドマイクロの失態がここまで大きな事態になるとは予想していませんでした。
一連の件に関して当サイトでアンケートを行います。画像をクリックして気軽に参加下さい。
なお、リアルタイム集計結果は
こちらからいつでも見ることができます。
■サポート
1.
全国無料出張サポート(5月31日まで)
2.
パターンファイル問題修復ツールCD-ROM配布(家電量販店約3,000店舗にて配布)
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私の記事は今回のニュースとは直接関係ないのですが、
こういうソフトの重要性をトレンドマイクロ社自身がもっと自覚を持って欲しいと思います。